先週、本部町伊豆味にあるよへなあじさい園へ行ってきました。
当日(6月7日)は見頃を迎えていました。
今年(2017年)は6月初旬から中旬にかけてがピークだそうです。
よへなあじさい園は、園長のよへなおばぁが趣味の一環としてあじさいを育てたのが始まり。周りの人達の支えもあり、園内は素敵なアジサイで溢れかえっています。
ホームページもあります。
住所:沖縄県本部町字伊豆味1312
時間:9:00-18:30
休日:6月は無休
料金:大人400円,小中高生200円,幼稚園生以下無料。団体・障害者割引あり。
駐車場:無料(40台)
※2017年6月7日現在
よへなあじさい園は人生で2回目?の訪問だと思いますが、写真を撮るために行ったのは今回が初めてです。
写真を撮りながら園内をグルグルと歩き回った中で気づいた、よへなあじさい園での撮影時のポイントなどを共有してみたいと思います。
よへなあじさい園でのポイント
6点挙げてみました。
- 早い時間帯に行く
- 汚れてもいい靴を履く
- 自分なりのペースで楽しむ
- 虫除け対策が必要かも
- 帽子をかぶる
- 管理人さんと会話を楽しむ
早い時間帯に行く
今回は開園(9時)から30分過ぎた辺りに到着。もうその時点で園内では来園客の姿がちらほらとありました。
来園客が写り込まないように撮りたいのでしたら、開園直後を狙いましょう。平日でもレンタカーを利用してくる個人客や海外からのお客さんが多いです。
園内から出たのは12時ごろでしたが、駐車場は満車状態。開園からしばらくすると駐車場の確保も難しくなってきます。
土日はイベントなどもあってさらに人が多くなることが予想されます。
汚れてもいい靴を履く
今回は晴れていたので、ほんの少し汚れた程度でしたが、雨の日にはガッツリ汚れると思います。
汚れてもいい靴や汚れが落としやすい靴で来園されたほうがいいです。
園内は段差も多い為、歩きやすい靴だと尚よろしいかと思います。
自分なりのペースで楽しむ
園内の遊歩道は舗装されていてとても歩きやすいのですが、場所によっては道幅がかなり狭くなります。
思いのほか上り下りの段差もあります。
後ろから来る方につられて慌ててどんどん進んで行くと、写真や風景を楽しむどころではありません。
楽しみ方は人それぞれですので、先に道を譲ったりして自分のペースで楽しみましょう。
途中、休憩できるスポットもあります。園庭に広がるあじさいを眺めながら一息いれるのもいいものです。
ベビーカーで回れる範囲は全体の3割ほど。段差も多いため、バランスを崩した時に、すぐ手が出せるよう、抱っこひもなどの使用をオススメします。
虫除け対策が必要かも
あじさいに囲まれた道を歩く場所もあるので、肌が弱い方などはあらかじめ虫除け対策を講じておくのも手です。
帽子をかぶる
園内は日陰となるような場所が少ないです。人が多い時には日陰の競争率も高くなります。
暑さ対策はしっかりとしておきましょう。
管理人さんと会話を楽しむ
園内では所々で手入れをしている管理人さんがいます。
私は人見知りなので話しかけることができなかったのですが、みなさん結構話しかけていました。
管理人さんも手を止めて花の育て方や世間話やらを楽しんでいました。
せっかくですので、コミュニケーションをとってみるのもいいかもしれません。
もちろん手が離せない時もあるはずですので、タイミングは見計らいましょう。
余談ですが、私は2時間で来園者に3回話しかけられました。いや私も来園者側なんですけどね。園内はとてもアットホームな雰囲気です。
写真撮影時のポイント
大きく6点ほど。
- 全体の風景は下(入り口側)から撮る
- 三脚を持ち歩くときは気をつける
- 主題と副題をしっかり決める
- PLフィルターを使う
- 小雨ぐらいのほうが雰囲気が出るのではなかろうか
- ラムネをポケットに
全体の風景は下(入り口側)から撮る
園内は高いところから見下ろせる場所もあるのですが、高いところからだとどうしても建物などの建築物が入り込んでしまいます。
建造物などがあるとどうしても現実感が出てしまうので、なるべくは避けたいところです。
それともう1点。アジサイは斜面が急なところにも咲いています。そのため下から撮ると圧縮効果も相まって、うわーっという感じで写りますが、逆に見下ろした角度ではアジサイがうわーっとなっている感じが伝えにくいです。
うわーっとした感じを伝えたいのなら、下からうわーっと撮りましょう。
三脚を持ち歩くときは気をつける
道幅が狭い場所もあり、三脚を持ち歩く場合はすれ違う人にぶつけたりしないよう、注意が必要です。
また撮りたい場所で三脚を立てにくい、立てられたとしても他の通行人の邪魔になるなどあったので、途中からは三脚を使うのを諦めました。
以降は三脚が邪魔でジャマで仕方なかったです。
園内の混み具合によっては、手持ちがベター。
主題と副題をしっかり決める
アジサイが広がっている感じを伝えたいと、勢いで撮ると失敗します。引きだと散漫な描写になりがちです。
引きで撮るにも、主題と副題をはっきりさせないと素敵なアジサイのイメージを伝えきれません。
これについてはアジサイを撮るときに限った話ではないのですが。。。
勢いで撮ったせいで、帰って見返すと反省の多い写真ばかりでした。
PLフィルターを使う
天気にもよりますが、意外に太陽の反射がすごい。
PLフィルターをつけていたのですが、うっかり反射の調整を忘れていた写真は、花びらの細かい一枚一枚が白とびしています。
これはちょっといただけない。
小雨での撮影でもPLフィルターで花びらの濡れ具合を調整できるので、PLフィルターはつけた方がいいと思います。
小雨ぐらいのほうが雰囲気が出るのではなかろうか
当日は晴天だったので、元気なアジサイの写真となったのですが、アジサイと言えば梅雨のイメージ。
曇りや小雨に濡れてしっとりとしたほうが、もっと梅雨らしい雰囲気が出たと思います。
まぁこればっかりはタイミングなんですけどね。
ラムネをポケットに
ベストショットの必需品です。
まとめ
あじさいって結構難しいんですね。多くの課題が残った撮影となりました。
これからアジサイを撮りに行く方の参考になれば幸いです。
よへなアジサイ園のアジサイはとても綺麗でした。
約30万輪のあじさいは見応えがあり、個人での運営ながらも多くの方が来園されるのには納得です。
梅雨の時期は天気のせいにして何かと家に引きこもりがちですが、こういった梅雨らしい花や風景を探しに出るもの楽しいものですね。