あなたはストラップを付ける派ですか?付けない派ですか?
私は基本、付けない派です。
だってなんか邪魔くさいじゃないですか。ストラップって。機材がブラブラするし。
首から下げて歩き回るのもなんか『カメラやってます!』的な感じで、あまり好きではありません。
あ、いやこれはあくまでも私は好きでないというだけで、街中や観光地でそうされている方を見ても特になんとも思いません。
どんか機材を使っているのかな?と、チラチラはしますけどね。・・・しますよね?チラチラ?
話を本題に戻します。
とは言っても、やはりストラップに頼らざるを得ないシチュエーションってあるわけですよ。
私の場合は、家族で出かける時。子供って本当自由ですよね。あちこち走り回ったり。いろんなものを触ったり。急にぐずってすがり始めたり。
家族で出かけるときは、両手をすぐフリーにできることが重要なのです。
そんな時にはどーしても、ストラップを使わざるを得ない状況になるというわけです。
そしてストラップ沼をさまよった挙句、たどり着いたのはジェットグライドという速写系ストラップでした。
これはほんっとイイ!
マジでオススメ!ジェットグライド3!
FULLCLIP x MemoGraph / JETGLIDE 3 (フルクリップ x メモグラ / ジェットグライド3)
速写系ストラップなので、ストラップの長さが自由自在に素早く調整できます。
特許のジェットグライド構造によって、長さ変更の操作性は快適そのもの。
撮影時は通常のストラップとして使えて、移動時は体にしっかりフィットするというオイシイとこ取りです!急に走り出してもカメラをぶつけたりする心配はありません。
撮影スタイルから移動スタイルに切り替える時も、片手でサッと紐を引っ張るだけ。逆もまた然り、時間にして2秒もありません。ササッとではなく、サッ!と終わります。
伸縮用のヒモがあったりと少しガチャガチャした外観にはなりますが、ロゴがデカデカと載っているわけでもなく、全体的にはシンプルにまとまっているのではないでしょうか。
主張しないデザインって大好きです。
言葉では伝えづらいので、公式動画をどうそ。
色々比較してわかったこと
仕方なくストラップを使うとしても、以下の3点は譲れないポイントでした。
- すぐ元の(ストラップを外した)状態に戻れること
- 片手でサッとスマートに操作できること
- デザインは可能な限りシンプルに
候補としては他に2つのブランドが出てきました。
定番のニンジャストラップ
速写ストラップといえば、まず候補に出てくるのはニンジャストラップですよね。
カラーバリエーションも色々あって、操作性のレビューも好評価。
ただ一つ、気になる点が。
移動モード時の余ったストラップがじゃまくさそう。
写真ではわかりづらいのですが、けっこうビローンってなります。
これは無しです。
くるくると丸めてコンパクトになるそうですが、それでもなんかチョット違う。
次。
おしゃれブランド、ピークデザインのスライド
ピークデザイン(peak design)は大好きなブランドで、いろいろ商品を購入しています。
そのピークデザインからスライド(SLIDE)というストラップをチェック。(こちらは購入しました)
いやーさすが!デザインがシンプルでかっこいい!このぐらいシンプルなデザインが好きです。
ただこのストラップ、撮影モードと移動モードの切り替えがちょっとスムーズではありません。個体差でしょうか?慣れの問題?
引っ張る時も強めに引かなければならず、しかも引っかかりを感じながらスライドしてくといった感じです。マイナス1点。
このストラップには肩パッドがあります。重い機材を付けている時でも肩の負担を和らげることができます。
ただこの肩パッドがやっかい。肩パッドがあるお陰?で、スライドできる幅が短いのです。
そのため撮影モードはちょっと窮屈。
あと肩パッドがあるせいなのか、移動モードの時うまく体にフィットしませんでした。これもちょっと頂けない。
たどり着いたジェットグライド3にも気なった点が
そんなこんなでたどり着いたジェットグライド3にも、気なった点が3点ほど。
1.肩パッドがないけど大丈夫?
実際に使ってみてわかったのですが、私の使用環境では問題ありません。ちっとも痛くなりません。
考えてみたら、ほぼ家族で出かける時でしか使わないので、その時の機材は可能な限り軽い組み合わせです。(Nikon D750 + 24-120/4Gとか)
たまにイベントで2台体制にする為に、『D810 + バッテリーグリップ + 70-200/2.8G』の組み合わせで使う時もありますが、肩に負担を感じたことはありません。
2.デザインがガチャガチャしている
これは妥協しました。本当は、ピークデザイン社のSLIDE(スライド)ぐらいシンプルなデザインが好きです。
伸縮のヒモ部分は外せるので、片方しか使わないのであれば、1箇所は外すのもアリかも。
3.すぐストラップをつけていない元の状態に戻せるか
ジェットグライドには途中にバックルがあり、使わないときは簡単に外すことができます。
バックルから外した時の写真がこちら。↓
さすがにこれは酷すぎます。
でも大丈夫、解決策は見つけております。
プラスアルファで取り付けも自由自在に
併せて買っておきたい商品は、こちらの2点です。
これを付けると一石三鳥!CustomSLR / C-Loop
CustomSLR / C-Loop(三脚穴取付、ミラーレスから本格一眼まで対応)#16011
これを付けることによってストラップの取り外しが簡単になります。
取り付け・取り外しはネジ頭の取っ手を起こして、手で締めるだけ。簡単でしょ?
ベアリングが入っているのでしょうか?真ん中の部分だけくるくる回るので、ネジの緩みもありません。
また三脚穴を使うことによって、レンズが自然に下を向くポジションになります。
このおかげで、移動中に機材をぶつけたりするリスクが減ります!これは本当にありがたい!
しかもレンズが下を向くおかげで、撮影モードになった時に、自然にグリップが握りやすいポジションになります。速写系ストラップの瞬発性にさらに拍車をかけることができます。
M-PLATEも同時に取り付けるとアルカスイス互換・マンフロットRC2のプレートの役割も果たしてくれます!最強です。私も持ってます。
汎用性が広がります!peak design / anker
さらにもう一工夫。ジェットグライドとC-Loopの間にアンカーリンクスをかまします。
そうすることによって、ジェットグライドの汎用性が広がるのです。
アンカーリンクスについて簡単に説明します。
アンカーと呼ばれる丸いプラスチックをカメラのストラップ穴など(今回はC-Loop)に取り付け、リンク側をストラップに取り付ける。
そうすると、アンカーを介して取り付け・取り外しが簡単にできるというシステムが出来上がります。
こうすることによって、ジェットグライドを有効に使い回せます。
私はこのシステムを介して、カメラホルスターとジェットグライドをつなげたりして活用しています。
まとめ
ジェットグライドを使うことによって、出先でカメラを持ち歩くことに対し、引け目を感じなくなりました。
すぐに両手がフリーになるって素晴らしい!
両手をさっと差し出せることによって、きっと笑顔も増えてきますよ。
今までストラップにしっくりこなかった方にも、是非オススメしたいストラップです。