さいきん映画が日本で公開開始となり、インターネット上でも何かと話題になっている『ハクソーリッジ』。
このハクソーリッジの実在する場所が、沖縄県浦添市にある『前田高地』です。
映画の中でも、舞台となった場所は積極的に表記されて居なかったにもかかわらず、公開後は外国人の訪問が急増しているとのことです。
実際わたしがハクソーリッジを訪れた時も、すれ違う人の7割が外国人でした。
たまたまでしょうか?
映画の内容うんぬんは別として、沖縄の歴史を知るためにもぜひ足を運んでいただきたい場所でもあります。
西海岸を一望できる絶景スポットとしてもオススメです。
今回はハクソーリッジへの最短ルートに加え、併せて見ておきたいスポット『為朝岩(ためともいわ・ニードルロック)』などについてもご紹介したいと思います。
ハクソーリッジへの最短ルート
ハクソーリッジは浦添城跡内にあります。まずは『浦添グスク・ようどれ館』を目指してください。
901-2103 沖縄県浦添市仲間2丁目53-1
098-874-9345
浦添グスク・ようどれ館へ無事到着しましたでしょうか?
左に曲がると浦添グスク・ようどれ館に到着しますが、これを『直進』します。
まっすぐ行くと、開けた場所に出ます。ここが駐車場となりますので、車を停めてください。
浦添城跡への入り口には、このような車両進入防止ゲートがあります。
ここを過ぎると、ハクソーリッジまで階段のような段差はありません。
車イスやベビーカーを押して行くこともできます。
ただし段差はなくても路面状況が悪い(デコボコしてる)場所もありますので、押して歩く際は注意が必要です。
車両進入防止ゲートを超えると、道が二手に分かれています。
ハクソーリッジへは右の方(道なり)へ進みましょう。
道をどんどん登っていきます。木陰もありますので、休みながらご自身のペースでお進みください。
とちゅう小さな十字路に差し掛かりますが、まっすぐ進んでいきましょう。
高台なので、所々から海も見えます。
登りきった後も道なりにまっすぐ進んでいきます。ここからは平坦な道になります。
開けた場所に出ましたか?ここがゴールです。
ハクソーリッジのポイントには看板が立てかけられています。パッと見てすぐわかるかと思います。
150mの断崖絶壁から見下ろす景色は爽快です!是非、ご自身の目で見てみてくださいね。
お疲れ様でした。
併せて見ておきたいスポット
ハクソーリッジまで足を運んだならば、併せて見ておきたいスポットを2ヶ所ご案内します。
いずれも浦添城跡の中からアクセスできます。
1つ目は為朝岩です。アメリカ軍からはニードルロックと呼ばれていたそうです。
戦争当時、アメリカ軍から攻略地点の目標とされていた、山の上にある大きな岩です。
銃撃の影響により当時より小さくなっているらしいのですが、今でも近くで見ると迫力があります。
2つ目は浦添ようどれ。琉球王朝時代に作られたとされているお墓です。
映画のハクソーリッジとはあまり関係がないのですが、歴史を感じることができるスポットとなっています。
どちらも段差が激しくなるので、軽装で望まれことをオススメします。
車イス・ベビーカーなどは不可です。
為朝岩(ニードルロック)への行き方
ハクソーリッジからさらに右奥へと進んでいきます。
写真で見ても右奥です。森の中へ入って行くイメージです。
森の中をどんどん進んでいきます。ハブに注意だそうです。こわっ。
突き当たりを下へと下っていきます。
『前田高地記念之碑』の前を通り、まっすぐ墓地の方へと進んでいきます。
集合墓地の方へ進みます。左です。
突き当たるまで真っ直ぐ進みます。
突き当たると右です。坂道を登っていきます。
登り切ると到着です。
周りはフェンスで囲まれています。
私が訪れた時、ぞろぞろと外国人がフェンスの中から出てきて、丁寧に入り口をワイヤーでロックし直していました。
確かに進入禁止とは書かれていませんでしたが、私は外から眺めることにしました。
よく見ると岩の表面に弾痕の跡も見られます。
当時現場の壮絶さを物語っています。
浦添ようどれへの行き方
駐車場から浦添城跡へ入って、ハクソーリッジへ向かうために右に進んでいきました。
その最初の分岐点を左に進みます。
こちらも段差が激しい場所となっておりますので、ある程度の体力が必要かも。
ハクソーリッジを見た後の帰り道に、検討してみるのもアリです。
ご自身の体力と相談してみてください。
スケール感は見応えあります。
事前にチェックしておきたいもの(こと)
飲み物
歩いての移動がメインです。少なからず汗をかいたりすると思いますので、水分補給の準備をしておくといいでしょう。
駐車場を含め城跡内には自動販売機がないので、あらかじめ準備しておくのがオススメです。
近隣の『浦添グスク・ようどれ館』には自動販売機があります。
城跡内ではゴミ箱もほぼ見当たりません。持ち歩きがしやすい、ペットボトルや水筒などがいいかと思います。
トイレ
こちらも、駐車場を含め浦添城跡内にはありません。
近隣の『浦添グスク・ようどれ館』にはトイレがありますので、そちらをお借りしましょう。
開門時間・閉門時間
開門が9:00、閉門は18:00となっております。
特に閉門時間には気をつけておきましょう。
まとめ
実は私、この映画がきっかけで前田高地(ハクソーリッジ)の存在を知りました。
産まれも育ちも沖縄だのに、知らないこと・知っておきたいこと・知っておくべきことがまだまだいっぱいあるんだなぁと痛感されられました。
この記事をきっかけに、ハクソーリッジを訪れる人が増えてくれると嬉しいなぁ。